EA(FX自動売買)は、その名の通り自動で売買をしてくれるので、基本ホッタラカシでお金が貯まっていくので「EAで不労所得!」なんてことを目指している方もおられるようです。
FXの知識がなくても、時間がなくても、運用できてしまう所がEAのメリットですが、じゃあデメリットは何!?って気になると思うので、私自身が実際にEAを運用して思ったデメリットを話してみようと思います。あとは、EA(FX自動売買)の種類には何があるのか?についても紹介しておきます。
FX自動売買(EA)とは
エキスパートアドバイザーを略して「EA」と言います。MT4(メタトレーダー)というFXの取引ソフトで使う機能のことです。
様々なFXの取引手法が存在していますが、EAはそのトレード(取引)の手助けをしてくれるツールとなります。自分でトレードをしなくても自動でEAがしてくれるため、自動売買ソフトとか自動売買ツールという呼び方もされています。
FX自動売買(EA)のデメリット4つ
私が激しく(!?)思ったデメリットその1は、本当に稼げるEA(FX自動売買)かどうかは、稼働してみなきゃ分からない!ってことです。
バックテストやフォワードテストがどんなに良くても、結局は全部過去の話しなわけで、これから未来の相場で稼いでくれるかどうかは、実際に稼働させてみないと分かりません。(当たり前といえば当たり前のハナシですが‥)
昔、10年以上バックテストがされた超優良級と言われたEAを購入したことがあったのですが、購入して結構すぐに使えなくなりました(涙)。優良といわれる部類のEAでも、購入するとダメになったりするのを何回か経験して(私だけ??)…そう思うようになりました。
EAに興味を持ち、どんなのを使おうかな~って考えてる方に言いたいのは→「EA運用するなら無料サイトでまずは十分かと」。
その2、月で赤字になることがある
EA運用を始めて、初めて赤字になった時は不安になりました。しかも連続で赤字月になると、このEAは使えなくなったのか?と浅はかにも思ってしまい、EAを止めてしまったことがあります。
はい、これは絶対に良くありません。EA(FX自動売買)の収支は “年間” で見るようにしてくださいね。ちなみに止めてしまったEAは、月日が経って年間で確認してみると、ちゃんとプラスで終えていました( ̄▽ ̄;)ハハ‥
その3、パラメーターの設定は自分でしなければならない
自分の資金によってロット数は変えないといけません。そのくらい何てことないんですが、完全にホッタラカシではないということでデメリットに挙げてみました。微調整できるものは基本的に自分で設定します。
その4、たくさんあるEAの中から優良なものを選ばなければいけない
ちまたでは様々なEAがわんさかありますが、その中から自分で選ぶ必要があります。
選ぶ時にチェックしておきたいのは、バックテストとフォワードテストです。期間や勝率、PF(プロフィットファクター)、1トレードあたりの最大損失、勝ちと負けの比率など、です。…大変ですよね。
私はこのチェックが本当にめんどくさくて分からんくて、ずっとEAを敬遠してました。そんな私のような面倒くさがり屋さんには、最初から優良EAしかおいてない所から選ぶのがラクですよ。かなり。
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FX自動売買の種類
FX自動売買の種類は大きく3つに分けられます。
メタトレーダー(MT4)系
EA(エキスパートアドバイザー)をメタトレーダー(MT4)にを入れて取引します。
使用するEAは、外部から購入などして入手し、自分でMT4に設定。
優良なEAを選ぶのが大変なのと、VPSの契約が別途必要なのが最初だけがちょっと面倒くさい‥。
リピート系
一定の値幅で注文を繰り返すだけの取引です。
例えば、20pips上がったら買い注文、逆に20pips下げたら売り注文、決済注文は15pipsで。という感じで淡々と繰り返すIFDONE とOCOが合わさった注文方法です。
損切設定が基本的になく、相場の状況がどうであろうと機械的に一定の幅で注文を出していくので恐怖感があったけど、最近では売買注文をトレンド方向のみに出すタイプのものや、ストップ注文も同時に設定されているものも出ていて、精神的負担が減らせます。
ストラテジー系
FX会社に備わっているプログラムを使って行う取引です。システムトレードですね。
外部で販売されている場合もあるので、その際は購入する必要があります。